事務が未経験でも事務職に転職できるおすすめの方法

この記事は

ぺろ

事務未経験だけど事務職に就職・転職したい

という悩みを持つ方に事務職歴25年の私がおすすめする就職方法です。

目次

事務職は未経験者ができる仕事とできない仕事にわかれる

みなさんは事務仕事にどんなイメージをもってますか?

次の中から、「やりたい事務仕事を選んで下さい」と言われたらどれを選びますか?

・一般事務 ・営業事務 ・経理事務 ・総務事務 ・労務事務 ・法務事務

事務未経験の方のほとんどは「一般事務」を選んだのではないでしょうか?

一般事務ってなんとなく未経験でもできそうなイメージですよね。

それに対して、「経理事務」「労務事務」「法務事務」なんかはある程度の専門知識がないと難しそうですよね。

その感覚は間違ってないと思います。

一般事務は未経験者の競争率が高い

以前、私の勤務する会社で、「一般事務」と「経理事務」を同時募集したことがありました。

両方とも募集条件を「未経験でも可能」にすると、応募が圧倒的に多かったのは「一般事務」でした。

そして、応募者の中に事務経験者はほとんどいませんでした。

未経験者のイメージ = 「一般事務」が一番簡単そう(実際はそうでもないですが…)

おそらくこのようなイメージがあるんだと思います。

つまり、未経験者の事務募集では

「一般事務」の応募人数が多い = 「一般事務」は競争率が高い

ということがいえます。

それは裏を返せば

専門性の高い事務ほど競争率が低い

ということになるわけです。

専門性を必要とする事務仕事は士業と繋がっている

専門性を必要とする事務が「一般事務」に比べて競争率が低いということは先程述べました。

このような専門の知識を必要とする事務仕事は、だいたい士業の仕事に繋がっています。

たとえば、

  • 経理事務・・・税理士、公認会計士
  • 労務事務・・・社会保険労務士
  • 法務事務・・・弁護士、司法書士
  • 行政への書類作成事務・・・行政書士

などです。

もし仮に、上記のような士業事務所で働くことができれば、働いていく中で専門的な知識を身につける事ができますよね。

士業事務所で働くことができれば、仕事しながら専門的知識を身につけることが可能です。

はい。

私がおすすめする未経験者でも事務職に就職・転職する方法とは、

士業事務所で修行してから好きな事務職へ転職するという方法になります。

ぺぺきよ

実際に私は、未経験で会計事務所に就職したことをきっかけに今も事務職を続けています。

事務職未経験者が最初の仕事に士業事務所を選ぶメリット

これから事務職を目指す方が、最初に士業事務所で働くことのメリットは5つあります。

その1.未経験募集が結構あるよ

士業事務所の従業員募集は、意外にも未経験でも可能な募集が多くあります。

それは、業務上、常に一定数の従業員が必要なのに対して離職率が高いのが理由です。

先にも述べましたが、士業事務所で知識を獲た経験者は、同業種や他業種への転職が容易になるため、事務所を辞めて転職する人が多いことも理由の一つだと思います。

案外、士業って人手不足のところが多いです。

その2.専門的なスキルが身につき選択肢が広がるよ

当たり前のことですが、士業事務所で働くとその分野の専門知識が身につきます。

一度その専門知識を身につければ、その知識が一生の武器になるのは間違いありません。

そのまま士業事務所で働き続けてもいいし、その専門知識を必要としている他業種へ転職することもできるようになります。

その3.お金をもらいながら実務経験を積めるよ

専門性というのは誰でも勉強をすれば獲得できますが、働きながら別分野の専門知識を勉強するのは相当な労力が必要です。

その点、士業事務所は勉強すること自体が仕事なので、嫌でも専門知識が身につきます。

もはやお金をもらいながら専門学校に行ってるようなものですね。ラッキーです。

その4.転職時、履歴書に専門性をアピールできるよ

これも当然ですが、職歴に士業事務所で働いたことをアピールできます。

採用担当者はそれをみただけで、その分野の知識が一通りある人なんだなと判断します。

仮にそれが一般事務への応募だとしても、採用担当者はこの人は事務仕事に慣れていて事務作業に抵抗のない人なんだと思います。

その5.顧客からの引き抜きもあるよ

士業は基本的にあらゆる業種の会社をお客さんとしています。

お客さんは、当然ながらその専門知識を必要として士業と契約してるので、

中には担当を引き抜いて専属でうちの事務をやってもらいたいというケースもでてきます。

ぺぺきよ

実際に私がそうでした。

当時、会計事務所で働いてた私は、担当だった医療機関の事務長と意気投合し、そのまま経理としてそこへ就職したことがあります。
現在は、県下に数店舗を運営する飲食業の法人で総務経理をしていますが、こちらも同じような経緯で就職して働いています。

士業事務所で働くことのデメリット

士業事務所で働くデメリットもあります。

  • やはり最初は知識ゼロなので正直しんどいです。
  • 仕事に向き不向きがあります。
  • 比較的多忙なため離職率は高いです(やめる人はすぐやめていきます)

とはいえ、給料をもらいながら専門学校に行ってる様なものだと気持ちを切り替えて2~3年も働けば、基本的な業務は十分できるようになってると思います。

おすすめは会計事務所

士業の中でもおすすめは税理士事務所(会計事務所)です。

理由は色々ありますが、ざっくりいうと

  • いろんな会社の財務状況がみられる
  • いろんな業種の内情が知れる(利益や給与水準)
  • 企業の経営者と直接話しができる
  • 引き抜きもありえる(まさに私がそうでした)
  • 税金の知識を勉強するので、今後の人生に個人的に役立つ
ぺぺきよ

会計事務所の仕事内容については下の記事でくわしく書いてます

この記事を書いたひと

プロフィール

ぺぺきよ
  • アラフィフおじさんブロガー
  • 同い年のネイリストと46歳で結婚
  • ハチワレ猫の「ぺろ」が大好き
  • 会計関連の仕事を26年
  • 趣味はキャンプとブログ

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使用サーバー:エックスサーバー


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